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おとうちゃんのブログ
久しぶりの大阪で・・・
2017.03.20
先週の火曜、水曜、木曜と研修会出席のため3ヶ月ぶりに大阪に帰りました。
私の地元は大阪で、高齢の親父が1人暮らしをしています。
大阪での修行時代は、その親父と2人っきりで2年と少し生活していました。
社会人になってからは大阪にいたことがなかったため、修行時代の約2年間は親父と2人っきりで生活できる良い機会となりました。
親父は、お袋が亡くなるまでの約20年間リウマチで苦しむお袋の面倒をほとんどひとりでみてくれていました。
そんな父親に、何の親孝行もしてやれてなかったので、2人っきりでの生活が始まるときに何かしてあげたいと思っていました。
始めの頃は、逆にこちらが世話をしてもらうような感じでしたが、徐々に慣れない買い物や料理も少しはできるようになり、ちょっとずつ親父を助けられるようになったのではと思います。
現在86歳になる父親は、年の割には元気ですが、高血圧、糖尿、そして軽い脳梗塞にもなりました。
当然ですが、肩や腰が辛いときもあります。
そこで、整体修行の練習を兼ねて親父の身体を施術していました。
当初の1年間は仕事をせず修行に専念していたため、毎日のように習ったことを親父の身体を使って練習しました。
下手なりに誠心誠意やっていたからか、当初は触るところ全てガチガチだった親父の身体が少しずつ柔らかく、また足のむくみもなくなってきました。
2年目からは早朝の仕事と整体の修行で大変になり、週1回くらいの施術にはなりましたが、少しは腕が上がったのと、親父の身体を知り尽くしたこともあり、週1回でもそれなりの効果は上がりました。
親父が「今日はなになにをして疲れて腰が痛い。」と言えば、どこが原因かもわかっているので、施術後は楽になりました。
こんな生活をしていましたが、修行をいつまでもしているわけにもいかないので、後ろ髪を引かれながらも昨年12月に妻子の待つ宮崎に帰りました。
で、今回久しぶりに帰ったので親父に施術をしました。
親父の身体を触るのは約3ヶ月ぶりでした。
「腰が重くて痛い。」というので、全体的にほぐしてから、腸腰筋を重点的に施術しました。
以前も腰の調子が悪い時には、いつも腸腰筋を施術すると「楽になった。軽くなった。」と喜んでくれていました。
腸腰筋とは、下の写真で示す青色の部分でお腹の深いところにある筋肉です。
施術直後は「楽になった。」、翌日は「今日は墓掃除が楽だった。」と言って喜んでくれました。
週1回くらいはしてあげたいですが、そうもいかないので、これからも二か月に1回くらいはしてあげられるように何か用事を見つけて大阪に帰りたいと思います。
こんなことくらいしかしてあげられません。少しは親孝行になっていればいいですが・・・。